バストアップには出産前のケアが重要!「大胸筋」の鍛え方
出産は女性にとって特別な出来事のひとつ。自分の子供に会える喜びは何にも代え難いものですよね。
ただ、出産後や授乳後にバストがしぼみ、形が悪くなってしまったりサイズダウンしてしまっては悲しいかぎり。
今回は出産・授乳後のバストの悪化を防ぎバストアップに効果的な、「大胸筋の鍛え方」について紹介します。
出産・授乳でバストは変化する? 予防するためのポイント
出産・授乳後に胸がしぼんだ・形が悪くなったという経験談はよく耳にするもの。
モデルのなかには、バストの体型の崩れを回避するために母乳育児を選択しないという方も少なくありません。
しかし、母乳を赤ちゃんに飲んでもらうことは、母体の回復を促したり母体の体重を元に戻すダイエット的な効果も期待することができます。
ただ、授乳が終わるとバストサイズは元に戻ってしまうことが多く、母乳により張っていたバストがしぼみ、形が崩れてしまうことがほとんどです。
そのようなリスクからバストを守るためには、妊娠中から「大胸筋」を鍛えることが重要なポイント。
出産前から大胸筋をしっかり鍛えておくことができれば、授乳中のバストサイズやバストの形をそのまま美しくキープしバストアップへとつなげることができるでしょう。
妊娠中でもできる大胸筋エクササイズ
大胸筋を鍛えるためには、ベンチに横たわりながらバーベルを上げる「ベンチプレス」や「プッシュアップ」(腕立て伏せ)などのエクササイズが有名ですが、妊娠中に行うのは危険なためNG。
妊娠中は何よりもお腹の赤ちゃんと自分の体調を優先して安全な形のエクササイズを行い、体調の変化がある場合にはすぐに止めましょう。
また、エクササイズ中はできるだけ胸に力を入れるよう意識し、腹筋に力を入れないよう気をつけることも非常に重要です。
膝立伏せ
1. 四つん這いになり、手を肩幅よりも少し広げ前に置く。
2. 腕を曲げて、胸を床に近づける。
3. 大胸筋に力が入っているのを意識しながら、腕を伸ばす。
4. 2と3を繰り返して行う。
腕立て伏せと違い膝が床につくことで、体への負担を軽減しながら大胸筋を鍛えることができるエクササイズです。
一般的な腕立て伏せはお腹を床にぶつけてしまう危険性があるためNGですが、こちらの膝立伏せなら安心して行うことができます。
四つん這いが不安な場合には、テーブルや椅子に手を置いて腕立てを行っても良いでしょう。
大胸筋を意識しながら、無理をせず行ってくださいね。
負荷の軽いプルオーバー
1. ベンチか床に仰向けに寝転ぶ。
2. ペットボトルを両手に持ち、腕を真上に上げる。
3. ペットボトルが胸の近くに来るまで腕を下げる。
4. 2と3を繰り返して行う。
妊娠中にダンベルやバーベルを使うのは負荷が大きくNGですが、500mlのペットボトルに水を入れてプルオーバーを行えば安全に大胸筋を鍛えることができます。
エクササイズ中に肘が伸びていると肘への負担が大きいため、肘は少し曲げたまま行いましょう。
ゆっくり深呼吸
大胸筋は呼吸を助ける働きもある筋肉です。
そのため深い深呼吸を行うことも、大胸筋を鍛えるエクササイズとして有効な方法のひとつ。
膝立伏せやプルオーバーを行いながら深呼吸を行えば、より効果的に大胸筋を鍛えていくことができます。
バストアップのためには出産前からケアをしていくことがとても大切です。
ただし、負荷をかけすぎないように気をつけつつ、不安な場合は医師と相談しながら行うようにしてください。