大豆だけじゃバストアップの効果なし!? 一緒に摂りたい栄養素とは
大豆には、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをするイソフラボンが豊富に含まれています。
「バストアップのために大豆製品をたくさん食べている!」という方も多いかもしれませんね。
しかし、残念ながら大豆だけでは、それほど高いバストアップ効果は期待できません。
その理由を、大豆と一緒に摂りたい栄養素とあわせてチェックしてみましょう。
大豆イソフラボンにバストアップ効果は期待できない!?
大豆イソフラボンはバストまで届かない
大豆イソフラボンは、腸内の酵素によって女性ホルモンと似た作用を持つエクオールという成分に変化します。
しかしこのエクオールは、残念ながらバストまで届かないといわれています。
よって、バストアップ効果はそれほど期待できないのです。
大豆イソフラボンを活かせない体質の人も
大豆イソフラボンはエクオールに変化することで、女性ホルモンと似たような働きをします。
しかし、日本人のおよそ半数が、エクオールに変化させる酵素を持っていません。
これでは大豆イソフラボンをいくら摂っても、女性ホルモンのような恩恵は受けられないということになりますね。
大豆自体は栄養価が高く、バストアップに有効な食品
以上のようなことから、大豆イソフラボンにはそれほど高いバストアップ効果は期待できないといわれています。
しかし、大豆は栄養価がとても高い食べ物です。
良質なタンパク質、ビタミン、ミネラルが含まれていますから、たとえエクオールが作れない体質でも、バストの成長を助けるために習慣的に食べたほうがいいでしょう。
バストアップを叶えたいなら、以下のような栄養素も一緒に摂ってみてくださいね。
バストアップのために大豆と一緒に摂取したい栄養素
ボロン
ミネラルの一種であるボロンには、女性ホルモンの分泌を促す効果が期待できます。
ボロンの摂取目安量は1日あたり3g程度。キャベツなら約20g、りんごなら約1個に含まれていますから、毎日でも続けやすいはずですよ。
ボロンは熱や水に弱いので、できるだけ生で食べるようにしましょう。
ビタミンC
コラーゲンの生成には、良質なタンパク質とビタミンCが必要です。
コラーゲンは肌にハリを与えることでキレイなバスト作りを後押ししてくれますから、タンパク質を含む大豆製品とビタミンCを一緒に摂るようにしましょう。
ビタミンCは、赤ピーマン、ブロッコリー、柑橘類、キウイなど、多くの野菜や果物に含まれていますが、こちらも熱や水に弱いので調理方法には注意してくださいね。
ビタミンE
アーモンドなどのナッツ類、かぼちゃ、アボカドなどに多く含まれるビタミンEは、血行を促してバストに栄養が届きやすい状態にしてくれます。
大豆そのものにもビタミンEが含まれていますが、より多くの栄養を補うために、色んな食材から摂ることをおすすめします。
大豆は私たち日本人にとって、とても身近な食べ物です。
イソフラボンに対して過剰な期待は禁物ですが、栄養価が高いことは確か。
バストに優れた栄養を届けるために、他の食品と組み合わせながら、バランスよく取り入れてみてくださいね。