胸に「ニキビ」ができる原因、効果的な改善方法とは?
ニキビというと顔にできるものというイメージがありますが、時には胸元にニキビができる場合があります。
なぜ、胸にニキビができてしまうのでしょうか?
衣類で隠すことができる部分とはいえ、見えない部分こそキレイにお手入れしておきたいものです。 そこで、胸にニキビができてしまう原因や、効果的なケア方法についてご紹介します。
ニキビができやすい部位の特徴とは?
人間の体にはニキビができやすい部分とそうでない部分があります。
顔の中でも、皮脂の分泌が多いTゾーンはニキビができやすく、皮脂の分泌が少ない目の周囲にはニキビができにくいという方は多いはず。
頭皮や顔は皮脂の分泌が多い部分ですが、実は胸も皮脂の分泌が盛んな部分です。
胸にニキビができやすい方は、皮脂を十分に取り除けていなかったり、古くなった皮脂が毛穴に詰まっている可能性があります。
胸元の皮膚を指先で撫でてみて、ざらつきがあるようなら洗浄が足りていない証拠です。
皮脂や汗の出口になる毛穴が汚れで詰まっていると、必然的にニキビができやすくなります。
皮膚は摩擦に弱いため、しっかりとせっけんを泡立てて皮膚に泡のクッションを押し付けるようにして洗いましょう。
胸ニキビの原因が下着!? ブラジャーの選び方に注意
胸の中でも、脇に近い部分や胸と腹の境目付近にニキビができやすいという方は、ブラジャーで締め付けられている部分が圧迫されて皮膚に負担を与えていると考えられます。
ブラジャーの締め付けが強すぎると、圧迫されている部分の皮膚の血流が悪くなったり、汗がたまって不衛生な状態になり、ニキビができやすい環境を作り上げてしまうのです。
締め付けが強すぎず、ジャストサイズのブラジャーを選んだり、常に清潔な状態のブラジャーを身に着けることが大切です。
また、胸にニキビができているときは締め付けが強い補正下着などの使用は避け、ノンワイヤーのブラジャーを利用するなどの工夫をするようにしましょう。
食べ物やライフスタイルにも注目を
胸にニキビができると、ついスキンケアばかりに目を向けてしまいがち。
しかし、健康的な状態の皮膚にはターンオーバーの機能が備わっており、ニキビの原因となる毛穴の汚れを自然に排出したり、過剰な皮脂の分泌の元となる脂質を代謝する機能があります。
そのため、ターンオーバーを整えれば、胸のニキビも治りやすくなるのです。
しかし、睡眠不足や過度の疲労などにより、皮膚のターンオーバーは乱れやすくなります。
ストレスや不摂生などでホルモンバランスが乱れるとニキビができやすくなってしまうため、スキンケア以外にも規則正しい生活へ目を向けることが重要なポイントです。
暴飲暴食は避け、生の野菜やフルーツを意識して摂取すると皮膚の健康のために必要なビタミンを取り入れることができます。
赤くポツッと膨れ上がったニキビが胸元にできてしまうと、どうしても気になってしまいますよね。
無意識に服の上から触ってしまうこともありますが、早く治すためには絶対に無理に潰したり触ったりしてはいけません。
規則正しい生活やスキンケアなどを心掛けて、ニキビを予防しながら改善していきましょう。