コーヒーのカフェインが「バストアップ」を妨げるって本当?
頭をシャキッと目覚めさせてくれる「コーヒーブレイク」は、1日の始まりや仕事のリフレッシュタイムにぴったりですよね。
しかしスウェーデンのヘレナ・ジャンストーム博士の研究によると、「1日3杯以上コーヒーを飲む女性は、胸が小さくなる確率が高い」という研究結果もあるそう。
バストアップを目指す女性は、あまりコーヒーを飲んではいけないのでしょうか?
今回はコーヒーに含まれるカフェインとバストアップの関係や、コーヒーを飲む際の注意点などについて紹介していきます。
コーヒーのカフェインが“バストアップに良くない”4つの理由
①カフェインで目が冴え睡眠がうまく取れなくなる
コーヒーに含まれるカフェインには、交感神経を活性化させ脳を活発に働かせる効果があります。
そのため朝の目覚めや、仕事の気分転換にコーヒーを飲む方も多いですよね。
ただコーヒーを飲むと7時間ほど目が冴えてしまうため、あまり遅い時間に飲んでしまうと眠りに支障が出てしまうこともあります。
睡眠不足になると成長ホルモンや女性ホルモンが減少してしまうため、バストアップに悪影響があると考えられているのです。
②カフェインが鉄分の吸収を邪魔してしまう
鉄分は血を作るために欠かせないミネラルですが、実はカフェインには鉄分の吸収を阻害する働きがあります。
そのためコーヒーを飲みすぎると鉄分が不足し、貧血に陥ってしまうことも。
鉄分を材料とする赤血球が減ってしまうと血行が悪化。
胸に栄養が届けらなくなるため、バストがうまく成長せず小さくなってしまう可能性があるのです。
③カフェインには脂肪分解酵素を活性化する働きがある
カフェインには、脂肪分解酵素「リパーゼ」を活発にさせる働きがあります。
ダイエットなどには最適と思われる酵素ですが、飲みすぎることで胸の脂肪がなくなってしまう場合もあります。
④利尿作用によりビタミンやミネラル・カルシウムなどが排出されてしまう
カフェインには強い利尿作用があるため、体内のビタミンやミネラル・カルシウムなどが、尿と一緒に排出されてしまうという側面もあります。
カルシウムが不足するとバストの土台となる骨や筋肉が作りにくくなるため、胸の成長を阻害すると考えられます。
コーヒーの嬉しい効果とカフェインを摂る時の注意点
ただコーヒーは、なにも悪い面ばかりではありません。
アジア人女性がコーヒーを飲むと、女性ホルモンの「エストロゲン」が増加します。
さらにコーヒーの香りには、ストレスを緩和させてくれるリラックス作用も。
普段コーヒーをよく飲む方が、急に“コーヒー断ち”をするのは大きなストレスになりますので、「飲む量」と「飲む時間」を意識して利用すると良いですね。
カフェインの覚醒効果は30分から3時間程度と言われています。体質によってはカフェインを排出するまでに7時間前後かかることもあるようです。
なるべく夕方以降はコーヒーを飲まないようにしたり、1日2杯までに抑えるなど、時間や分量のルールを作ると良いでしょう。
またカフェインの少ないデカフェや、カフェインレス・ノンカフェインのコーヒーを活用し、カフェイン量を調節する方法もオススメです。
コーヒーの飲み過ぎはバストアップの妨げになる可能性もあるようです。
しかし適量ならホルモンバランスや循環器系の病気予防に良いとも言われています。
コーヒーの量や飲む時間に少しだけ注意して、コーヒータイムを楽しみながらバストアップを目指していきましょう。